《トキワコラムvol.8》【解説】脚本家とはどんな仕事? 仕事内容から仕事の流れまでプロに聞いてみた

映画・ドラマ・演劇を作る時に欠かせない職業『脚本家』。物語を作るのが好きな人なら、一度は憧れたことがあるかもしれません。

実際のところ、脚本家はどんな仕事をしているのでしょうか。どんな流れで脚本を完成させるのでしょうか。

この記事では、脚本家の仕事について解説します。


◆脚本家の仕事内容

脚本家とは、映画・テレビドラマ・演劇などの脚本を執筆する人のことです。脚本は『シナリオ』とも呼ばれ、ゲームやアニメのシナリオを書く人はシナリオライターと呼ばれることもあります。

脚本は主に、登場人物の『台詞』と動作や情景などを指定する『ト書き』によって構成されています。監督や俳優は、書かれた脚本を元に映像作品を作っていきます。つまり脚本は『映像作品の設計図』。それを作る脚本家は『映像作品の設計者』です。

脚本の執筆方法は一つではありません。脚本家がオリジナル作品を一から書き下ろす場合もあれば、原作となる小説や漫画を脚色して制作する場合もあります。一人で執筆することもあれば、複数人の脚本家が共同で執筆を行なうこともあります。

脚本家の業務形態も様々です。映画・ドラマなどの脚本家は多くの場合がフリーランス。会社と社員契約を交わす人はほとんどいないようです。ゲームのシナリオライターの場合は、ゲーム制作会社に勤務していることもあります。

『脚本家』と『監督』は兼任するケースが多いですが、この二つには違いがあります。

『脚本家』は、基本的には脚本を書くことが主な仕事です。しかし『監督』は演出面での最高責任者なので、キャスティング・演出・編集など幅広い仕事を行なっています。

作品そのものの最高責任者は、『プロデューサー』と呼ばれます。


◆仕事の流れ

脚本家として依頼がきたとき、どのように仕事が進んで行くのでしょうか。

実際にどんな流れで仕事が進んだのか、脚本家たちにインタビューしてみました。

1.プロデューサー・監督・脚本依頼者との打ち合わせをする。

2.取材を行ない、プロットを制作する。

3.脚本を執筆する。

4.提出、修正を繰り返す。

◆プロが考える『脚本家とは?』

実際にプロの脚本家として活躍している方たちに、『脚本家とは何か』について聞いてみました。


◆まとめ

いかがでしたでしょうか?

脚本家の仕事内容は、ドラマ・映画・演劇などの『設計図』を作ること。プロデューサーや監督の要望を、物語の形に適切に反映する力が求められます。脚本家はそのプロフェッショナルになるべく、常に努力を積み重ねています。

シナリオ作家集団トキワには、そのようなプロフェッショナルが多数在籍しています。脚本家をお探しの方はぜひお問い合わせください。

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