【第8回】新人脚本家◆小野ヨイコ◆プロデビュー企画エッセイ

企画&脚本担当ブランデッドムービー
配信スタート!
そして謎の体調不良…


■会社員+子育て+プロ脚本家の両立はできるのか?

このコラムは、シナリオ作家集団トキワ所属の新人脚本家の小野ヨイコが、

脚本とはまったく無関係の業界で会社員をしつつ、5才と3才の男の子を育てつつ、

年末までに大きく市場デビューできるか?! というチャレンジ企画です。

チャレンジスタートの1月に、トキワ主宰の難波さんと相談して決めた達成条件は下記です。


① テレビドラマ
② 劇場公開映画
③ V シネマ(オリジナルビデオ)
④ プロ制作の配信ドラマ


前回コラムはこちら→【第7回】新人脚本家◆小野ヨイコ◆プロデビュー企画エッセイ


これら市場に出まわる映像作品のうち、どれか1つでのデビューを目指しています。さて、このチャレンジも残すところあと4ヶ月ですね。焦りも不安もありますが、目の前の書くべき物を着実に書いていきます。それが達成に繋がる道と信じて、年末まで突き進みます。


初回コラムはこちら→【第1回】新人脚本家◆小野ヨイコ◆プロデビュー企画エッセイ


■『ホストボーイズラブ2 歌舞伎町 VAMPIRE NIGHT』配信スタート!

歌舞伎町最大級のホストクラブグループ『エルコレ®』様によるブランデッドムービー第2弾です。


全店からオーディションで勝ち上がったホストの方々が、なんとヴァンパイアを演じてくださっています。

エルコレチャンネルでのオーディションの様子は実に本格的。緊張感が漂います。

本編の前にぜひオーディションからご覧ください。

出演ホストを応援したくなる気持ちが一層高まります。

 

オーディション動画(全5話)

【BL】ホストボーイズラブ2/公開オーディション1話 (エルコレ主催)

全20店舗から集まった総勢50名のホストがドラマ出演をかけ自身をPR!

【BL】ホストボーイズラブ2/公開オーディション2話 (エルコレ主催)

1stステージ書類審査を通過したのは一体…?!

【BL】ホストボーイズラブ2/公開オーディション3話 (エルコレ主催)

2ndステージ動画審査には特別審査員が登場…!

【BL】ホストボーイズラブ2/公開オーディション4話 (エルコレ主催)

張り詰めた緊張感のなか、最終ステージ演技審査に勝ち残ったのは…

【BL】ホストボーイズラブ2/公開オーディション5話 (エルコレ主催)

オーディションでドラマ出演を勝ち取った5人の撮影現場に密着!


本編(前編&後編)

ホストボーイズラブ2 歌舞伎町VANPIRE NIGHT 前編

ホストボーイズラブ2 歌舞伎町VANPIRE NIGHT 後編

https://youtu.be/ATfBRX-2wm0監督・編集は映画監督の増本竜馬さんが担当してくださいました。


そうです。

実は第4回コラムで「企業様案件で企画が通った!」と喜び、

第5回コラムで「まだ詳細は言えないが改稿を重ねている」

第6回コラムでも「まだまだ言えないが監督と打ち合わせを重ねている」

第7回コラムでは「撮影が無事に終了した!」と、数カ月に渡りお伝えし続けてきた案件がこちらでした。


ホストボーイズラブ 第1弾

元々の第1弾がこちらです。トキワ所属・米村唯さんが脚本を担当しました。

3ヵ月で10万再生を突破、チャンネル登録者数を倍増させたブランデッドムービーです。

この第一弾を上回る再生回数とチャンネル登録者数を上げて、企業様に貢献したいという思い一心に執筆いたしました。

けっして「イケメンホストのヴァンパイア姿を拝みたい」という個人の邪な願望ではありません。


しかしながら、実際に出来上がったムービーを観ましたら、自身の企画ながら目がハートに…。

短いムービーではありますが、オーディションを勝ち抜いた魅力的なホストの方々がこれでもかというほど登場しますんで。出演されたホストさんのファンになりました。


今後も、様々な企業様からブランデッドムービーのご依頼があるかと思います。

それぞれの企業様のイメージに寄り添った、魅力的な企画を提案していきたいです!


■新たなオムニバス映画作品シナリオ執筆スタート!

シナリオライター募集情報をトキワ所属・西島ユタカさんから教えていただきまして、ダメ元で応募したところ…

ありがたいことにメインライターとして採用していただくことになりました!


今回の案件は、自身の好きな物・得意な分野がテーマの映画作品です。

前述の「ホスト・ボーイズラブ2」の企画の時もそうでしたが、自分自身の好きな物に関係する企画には通りやすい気がします。


当たり前といえば当たり前のことですが。やっぱり自分の得意分野や強いジャンルは明確に持っていた方がいいんですね。

応募する時に、自然と熱意や気迫が相手に伝わるのでしょうか。

秋以降の撮影に間に合うよう、鋭意執筆中でございます。


■書きたいもの・書くべきものを精査する

こうして脚本家として活動していると、書くべきプロットやシナリオがどんどん増えます。

仕事として依頼をいただいたシナリオ、成長のためのコンクール用シナリオ、自主作品としてのシナリオ…


会社員と子育ても並走していると、実質書ける時間は1日多くて2~3時間です。日によっては10分程度の時も…。(登場人物の名前を考えるだけ、とか)

限られた少ない時間の中、すべてのシナリオを書き上げることは不可能でした。

そこで、やはり優先順位は必要になります。


①お仕事として依頼をいただいたシナリオ

まずは、お仕事として依頼をいただいたシナリオは、確実に書き上げました。

内容も大事ですが、スピードが命です。

返信スピードについてはトキワ所属・高橋祐太さんから貴重なアドバイスをいただき、それ以来実践しております!


シナリオの内容は、時間をかけてもかけても「これで大丈夫だろうか…」という不安は残ります。

監督のイメージと合っているだろうか…要望はすべて盛り込めているだろうか…


極端な考えかもしれませんが、シナリオというのは一生かけても「これは完璧なシナリオだ!」には辿りつけないのではないでしょうか。

現実の時の流れと共に、絶えず登場人物は動き、変化していく。だから無限に修正・改稿は続いてしまう。


それなら、監督や企業の手に渡すのは早い方が良いでしょう。

あとは打ち合わせを重ねて不安点をつぶしてゆけばいいのです。


②コンクール応募用シナリオ

自身の成長のためのコンクール用シナリオはどうでしょうか?

締切ギリギリまで改稿を重ねます。が、60分や120分の長編の場合、私のような細切れ執筆だと難しいんですよね。


その日の執筆シーンまでの流れを確認したり、読み返してるうちに時間切れになることもザラです。

これについては今後の課題として鍛錬あるのみです。

ちなみに8月締切の城戸賞、S1グランプリともに応募に至りませんでした。無念。


③自主作品シナリオ

現在、所属しているトキワとは別に2つの映像関係グループにも所属しております。

これはこのチャレンジ企画をきっかけにご縁をいただいたグループなのですが、

それぞれのグループで沢山の方々が作品を創り続けています。


そして私もその創作活動に便乗したりして、各方面から刺激をいただいております。

才能あるいろいろな方が、いろいろな面白い企画を思いつくので、聞けば聞くほど「うわ~面白そう、私もやっていいですか」と手を挙げたくなるんですが

全部に全部関わっているとどうしても時間が足りなくなってしまうので、泣く泣く諦めたりもします。


今月はnoteアプリの#2000字のドラマや自主作品としての朗読劇の執筆には参加しようと思っています。


■そして、謎の体調不良…

生まれて初めて、全身にじんましんが出ました。

写真を載せようかと思いましたが閲覧注意になってしまうのでやめます。

赤い世界地図が両腕・両足・胴体に…です。


まず8月10日(火)に職域枠でモデルなワクチン1回目を接種しました。

数日は「左腕が痛くて上がらなーい!」というよく聞く症状のみでした。


ところがちょうど1週間後の深夜から体中が痒くてたまらなくなり、眠れませんでした。

朝、見てみると全身に赤い世界地図が。血管が腫れているのか模様が気持ち悪い!(Twitterに写真載せました)


急いで皮膚科にいきましたが【原因不明のじんましん】ということで、痒み止めの飲み薬と夜眠れるように頓服を処方されました。

が、とにかく薬が効かないのです。

あまりの痒さに「触らないでー!」と発狂して子供を泣かせてしまいました…。


会社の方は休ませてもらいました。幸い痒くても執筆はできました。

私は接客業の会社員なのでこのコロナ禍でも出社が必要なのですが、もし脚本家として1本立ちできるようになったら、

多少体調が悪くても家で仕事ができるのは助かるなあ、と今回のことで実感しました。


それからまた皮膚科と内科を渡り歩き、いろいろな薬を試し、発症から2週間以上してやっと赤い地図が消えました。


モデルナワクチン接種数日後に「モデルナアーム」といわれる腕が腫れる副反応の情報はよく聞きますが、私の場合は「モデルナ全身」という感じ…。

副反応というよりワクチンをトリガーとしたアレルギー反応では、と診断されました。


皮膚科でも内科でも「最近ストレスや疲れが溜まっていましたか?」と聞かれました。

自分自身ではそんなにストレスや疲れを感じていなかったのですが、身体には出てしまったようです。


あと思い当たることといえば、唐揚げに使った油を何日も使いまわしていたことです。使った鶏肉も古かったかも…。

いつもなら大したことないのですが、ワクチンのせいか夏の疲れのせいか免疫力が低下してしまっていたのですかね。

新鮮な食材で健康に過ごしたいものです。


それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでくださりありがとうございます。次回は9月末更新予定です。

チャレンジ企画もいよいよ終盤へ…今後もご期待ください。

みなさま、どうか健康で楽しくお過ごしくださいませ!


小野ヨイコ

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