1年以内にプロ脚本家デビューする! タイムリミットまで、あと92日!
■会社員+子育て+プロ脚本家を全部両立したい!
このコラムは、シナリオ作家集団トキワ所属の新人脚本家の小野ヨイコが、
脚本とはまったく無縁の業界で会社員をしつつ、
5才と3才の男の子を育てつつ、
2021年12月末までに大きく市場デビューできるか?! というチャレンジ企画です。
いよいよ1年のうちの4分の3が終わってしまいました。
この9か月間はとにかく種をまいてきました。
どうか、よい芽が出てチャレンジが成功しますように…!
■トキワ定例ミーティング
トキワに在籍して一年半が経ちました。
在籍当初は「プロット」が何かもわからず、ミーティングで飛び交う用語をコソコソとググりながら参加していた初心者でした。
トキワを通じて撮影現場のお手伝いもさせていただき、
企画書もプロットもバンバン書くようになり、ようやく先輩方の会話の内容が理解できるようになってきたように思えます。
ミーティングで先輩方の活動報告などを聞いていると「そういえば今抱えている案件で私も同じことを思っていたんだ。あとで相談してみよう!」という場面が増えてきたのです。
半年前はただの話として聞いていたことを、自分自身が体験することにより、先輩と同じ悩みを共有できる。ここに明らかな成長を感じています。
■トキワ分科会朗読劇企画?!
まだ不確定ですが、トキワ有志の脚本家で朗読劇に取り組む動きが進んでいます。
トキワは映像作品に特化した脚本家チームですが、音声作品についての勉強をすると、おのずと映像作品との違いがわかり、これもまたよい勉強方法だと感じました。
制作の段取りも映像に比べて少ないので、うまくいけば先輩方と共同で朗読劇作品が創れます。今は構想を練っている段階ですが、大変楽しみな企画です。
■東映ビデオ「青春映画」シナリオ応募
9月30日24時が応募締切で、ギリギリまで粘って応募完了することができました。
これも確立や戦略の話で先輩から教わったことですが、脚本家だけで応募するコンクールよりも監督とタッグを組むことが応募条件にあるようなコンクールの方が倍率が低いとのこと。
今年、ご縁をいただいたある監督と6月から打ち合わせを重ねて重ねて企画書を作成、シナリオを執筆。
無事に応募することができました。
年内には結果が出る予定です。
■新たな商業案件2つに挑戦!
なんと!このチャレンジ企画の達成条件である有料配信サイトの連続ドラマ企画案を提出するチャンスをいただきました!
とても専門知識が必要なドラマ内容なので、図書館で専門書を読み漁っています。
今まで歩んできた人生では小指一本触れてこなかった分野です。
自分の実力よりも相当高いモノにチャレンジしている自覚はあります。
もしかしたら、私のような付焼刃の知識で提出する企画書は相手方の御迷惑になってしまうかもしれないとも考えました。
が、先方の担当の方が2週間だけ勉強する時間をくださいました。
この企画が通ればチャレンジ達成、そんなにうまくいくわけはありませんが、なんとかお役に立てるよう頑張ります!
■登園自粛要請再び…
9月、緊急事態宣言の延長により息子の保育園からも登園自粛要請が出されました。
なんとか会社を休んで、家にこもって息子たちと3人で過ごしていたのですが…
【登園自粛中の執筆スタイル】
7:00 起床&朝食の用意(トーストかおにぎり+バナナ+ヨーグルト)
8:00 子供たちに朝食たべさせ
9:00 子供たち自由タイム
子供たちは室内の目の届く場所で遊ばせながら、パソコンで執筆作業開始。
11:30 昼食の用意(うどんかパスタ)
12:00 昼食
13:00 上の子また遊び始める(マイクラかYouTube)
下の子、昼寝はしたくないが眠くなってきて機嫌が悪くなる。
上の子に絡んで兄弟喧嘩が始まる。怪我しない程度に仲裁に入る。
夕方にかけて喧嘩がエスカレートしていく。執筆は不可能になっていく。
15:00 喧嘩する兄弟におやつを与える。一瞬だけスマホで作業することができる。
17:00 夕食の用意(肉料理+サラダ、下の子は肉&野菜拒否のため納豆ごはん)
18:00 夕食
19:00 再び遊びたい子供たちを、あの手この手で風呂に誘う。
20:00 結局「お風呂に入らないと垢舐め(妖怪)が来るよ」と言って風呂に誘導する。
21:00 子供たちを寝かせる準備(ドライヤー&入眠儀式)
22:00 運が良ければ子供たち就寝。片っぽ24:00まで寝ない日もあった。
23:00 パソコンで執筆作業。(夫が休みの前の日は晩酌タイムを挟む)
01:00 頭がボーっとしてくるので執筆やめ。Twitter見ながら就寝。
約2週間が限界でした…。
有休も使い切ってしまいお給料も減ってしまうし、家事も執筆も滞り…。家の中が荒んでいきました。
感染のリスクを理解しながらも、生活が立ち行かなくなることの恐怖も大きく、9月後半は登園することにしました。
もし抱える子供が1人で、年齢もまだ0才児なら家にこもって執筆もできたと思います。
長男がその頃は抱っこかおんぶしながらでもパソコンには向かえました。
これが5才と3才だと、そうはいかないんですよね。
さて、食欲の秋がきましたね。
美味しいモノを食べて、いい作品を書きたいですね。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回更新は10月末。それまでどうぞ皆さま健康で楽しくお過ごしください。
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